家庭用脱毛器の種類・選び方は?効果的な使い方やメリット・デメリットも解説

最近は家庭用脱毛器が注目をあつめています。

これまでは、医療脱毛や脱毛サロンでの脱毛が当たり前でしたが、お家で簡単に使用できる家庭用脱毛器の普及により、多くの人がセルフで、1人で楽に脱毛ができるようになってきています。

このコラムでは、家庭用脱毛器の種類、家庭用脱毛器を選ぶ際のポイント、家庭用脱毛器のメリット・デメリットについてお伝えしていきます。

Mr.全身脱毛

記事を書いた人:Mr全身脱毛
2010年に全身脱毛革命サロンを創業し、月額制全身脱毛ブームをけん引。最盛期には日本全国、香港、シンガポール、タイを含め100店舗を展開。
家庭用脱毛器でも30万台超えの大ヒットを果たし、楽天ショップ・オブ・ザイヤー2019、2020、2021を3年連続受賞。合計脱毛実績は100万人を超える。

家庭用脱毛器とは?

家庭用脱毛器とは、医療資格を持たない一般の方でも自宅で使用できるハンドタイプのセルフ脱毛器のことを指します。

家庭用脱毛器の中には、本格的なセルフ脱毛ができる大型の卓上タイプのものもあり、2020年に感染症が流行った際、脱毛サロンに通えなくなった消費者の間で大流行しました。今では一般的な脱毛方法の1つとして広く認知されています。

家庭用脱毛器の種類は2つに分かれる

家庭用脱毛器には「フラッシュ型(IPL方式)」と「ダイオードレーザー型(家庭用医療機器)」の2つに分けられます。

フラッシュ型(IPL方式)

「フラッシュ型(IPL方式)」は家庭用脱毛器の種類の中で最も一般的です。出力は8~最大18ジュール程度のため痛みを感じにくいという特徴があります。また照射面積が広いため、短時間で脱毛することが可能です。

ダイオードレーザー型(家庭用医療機器)

一方、「ダイオードレーザー型(家庭用医療機器)」は、最大出力22ジュールとかなり高く、痛みを伴います。また照射面積が小さいため、脱毛をするのに多大な時間を要してしまいます。

家庭用脱毛器を選ぶ時のポイント

家庭用脱毛器は2020年に大流行して以来、各社がリリースしたため、国内には100種類以上の家庭用脱毛器であふれています。そのため「どれを選べば正解なのか分からない」と混乱する消費者も多いでしょう。

  • まだ脱毛をしていない初心者
  • すでに脱毛サロンや医療脱毛を経験している人・途中で脱毛を辞めた人
  • すでに脱毛サロンや医療脱毛で完了済みだけど、アフターケアをしたい人

上記のそれぞれのステータスでは選ぶポイントが変わりますので、今回はステータス別に選ぶ際のポイントをお伝えします。

「まだ脱毛をしていない初心者」は、パッチテスト(お肌への照射テストで肌に赤みがでないかチェックすること)をする必要があるため、ジュール数が高すぎない8~15ジュール程度の家庭用脱毛器を選ぶことをお勧めします。中には冷却機能がついている商品が理想です。まったく痛みを感じないので、長期間継続的に使用できることでしょう。

「すでに脱毛サロンや医療脱毛を経験している人・途中で脱毛を辞めた人」には、中級レベルの12ジュール~18ジュールの家庭用脱毛器を選ぶことをお勧めします。12ジュール~18ジュールであれば脱毛サロンに近いジュールのフラッシュ光を出すことができます。

「すでに脱毛サロンや医療脱毛で完了済みだけど、アフターケアをしたい人」には、美顔器ケアができる家庭用脱毛器をお勧めします。近年、脱毛完了後に生えてくる産毛やチョロ毛を脱毛するだけでなく、光フェイシャルケア、バストケア、リフトアップができる商品もあるので、脱毛完了済みの方には、アフター脱毛を想定した商品が人気です。

家庭用脱毛器のメリット

今や、脱毛サロンと同等レベルの満足感を得られるほどに、目覚ましい進化をとげた家庭用脱毛器。
脱毛サロンに比べて、コストパフォーマンスはもちろん、タイムパフォーマンスも抜群。そのメリットを具体的に紹介したいと思います。

生涯コスパが、脱毛サロンに通うのに比べて1/10以下!

脱毛サロンや医療脱毛での脱毛は、1回あたり数千円かかりますし、全身脱毛だと1回2~3万円はします。また、2~3か月前から予約を取る必要があり、人気店では半年待ちということもありストレスがかかります。

一方、家庭用脱毛器は初回で4~8万円程度かかりますが、予約を取る必要がなく好きな時間にお手入れできます。脱毛サロンや医療脱毛なら2~3年かかるのに対して、2~3ヶ月で完了したり、コスト面も1/10で収まります。

自分の好きな時間に、好きなだけお手入れができる

脱毛サロンや医療脱毛のお手入れは、お店側の都合(スタッフ数・ベッド数)によって、予約の取りやすさが決まるので、自分の都合でお手入れ予約を取ることが困難です。

一方、家庭用脱毛器を使えば、自分の好きな時間に自由にお手入れすることができるので、脱毛し放題。忙しい人には特におすすめです。

自宅でセルフ脱毛を行うことができるのでストレスが少ないです。

短時間&短期間で脱毛完了

脱毛サロンだと最低18回の脱毛施術が必要になり、医療脱毛では最低5~6回の脱毛施術が必要になります。また施術時間も1回あたり数十分かかり、全身脱毛になると1回あたり90分~120分程度必要です。それに対して、家庭用脱毛器は1回の数分のみ。

全身脱毛も1回20~30分と短く、脱毛が非常に効率的にできてしまいます。

脱毛ペースを自分でコントロールできる

脱毛サロンや医療脱毛の頻度は決まっており、2~3ヶ月に1回、毛周期に合わせて脱毛するのが一般的です。

そのため早くても2~3ヶ月に1回しか予約が取れませんし、人気店なら半年待ちもよくあることです。それに対して、家庭用脱毛器であれば、2~3日に1回のぺースで脱毛することが可能。

脱毛のペースを自分自身で決めることができるので、最短2~3ヶ月で脱毛が完了することもあります。

家庭用脱毛器のデメリット

しかし、デメリットもあります。ここからは、家庭用脱毛器のデメリットを見ていきたいと思います。

脱毛効果が限定的

家庭用脱毛器は、フラッシュ光を照射することで毛根の働きを抑制する仕組みです。

しかし、脱毛のフラッシュ光の波長や強さ(ジュール数)が、業務用に比べて弱めに設定されているため、脱毛効果には限度があります。

特に、脇毛やヒゲ、陰毛などの太くて濃い毛の場合、効果が出るまで時間がかかりやすい一面があります。

連射スピードが遅い

家庭用脱毛器では連射できるものも増えてきていますが、連射スピードが脱毛サロンの業務用脱毛器に比べて遅く、お手入れに時間がかかります。

業務用脱毛器が1秒間に3連射できるのに対して、家庭用脱毛器は1秒に1照射というイメージです。最近では冷却機能を持つ家庭用脱毛器も増えてきているので、光を照射する前に、アイスノンで冷却する必要がない商品もありますが、それでも脱毛サロンの業務用脱毛器に比べれば施術に時間がかかる印象があります。

脱毛時に痛みを伴う商品もある

アイスノンなどで冷却せずに家庭用脱毛器を最大レベルで使用すると、稀に痛みを伴うことがあります。

特に、デリケートな顔やVIO、ワキなど毛が濃くて太い毛は、フラッシュ光をよく吸収するため、痛みを強く感じやすい部分になりますので、事前の冷却が必須になります。

最近では冷却クーリング機能搭載の家庭用脱毛器も増えているので、痛みが少ない商品もありますが、痛みに敏感な人は冷却機能搭載の脱毛器がお勧めです。

冷却機能がない家庭用脱毛器では痛みが怖くて使用を継続できないという人も多くいます。

保湿をしないと肌トラブルを引き起こす可能性が高い?

事前に保湿剤を肌に塗っておけば肌トラブルを回避できますが、保湿剤を塗らずに家庭用脱毛器を使用すると、肌に負担をかけてしまい、炎症やかゆみ、毛嚢炎などの肌トラブルを引き起こす可能性があります。脱毛のフラッシュ光を照射する際には、保湿が必須です。

脱毛サロンや医療脱毛では必ず肌に負担をかけないように保湿剤を塗りますので、肌トラブルを回避できるケースが多いですが、家庭用脱毛器では保湿ケアをせずに脱毛する人が多いため、敏感肌・乾燥肌の人は特に、肌トラブルが起こりやすいという報告があります。

永久脱毛はできない

脱毛サロンや家庭用脱毛器では、永久脱毛はできません。ただ医療脱毛であれば永久脱毛に近い効果は得られます。

しかし医療脱毛でも2~3年後にはちょろちょろと産毛が生えてくるという報告も多いので、やはり永久脱毛には至らないことが多いのが実情です。

医療脱毛ですら永久的に一生ムダ毛が生えてこないという所には至らないので、それよりもジュール数の低い家庭用脱毛器であればなおさらそうだと言えます。

一時的に毛根の働きを抑えることはできても、完全にムダ毛を根絶やしにすることは期待しない方が良いでしょう。

セルフで背中の脱毛ケアができない

家庭用脱毛器を使用する場合、セルフで背中の脱毛ケアを行うことは困難です。家庭用脱毛器では自分の手の届く範囲しか脱毛ができません。

特に背面(背中・うなじ・お尻・Oライン)など、手の届きにくい部位は、友人や家族など第三者にやってもらわない限り、脱毛するのが困難になる、というデメリットがあります。

一方、脱毛サロンや医療脱毛クリニックであれば、スタッフが在籍しているので、背中・うなじ・お尻・Oラインなどもスムーズに脱毛できます。

また、毎日何人ものお客様を脱毛しているプロ集団が施術を行ってくれるので、照射漏れも少なく、脱毛できている箇所と脱毛できていない箇所の境目ができるリスクも減らせます。

しかし、脱毛サロンや医療脱毛クリニックでのお手入れは、家庭用脱毛器よりも圧倒的に高額で、全身脱毛をするとなると30万円~40万円はかかります。

また、脱毛サロンなら最低18回は通う必要がありますし、医療脱毛クリニックでも最低6回は通う必要があり、交通費がその分プラスでかかり、面倒ではあります。

そのため、自分でセルフ脱毛できる家庭用脱毛器と比較して、自分にとってどちらが向いているか、自分自身の性格に見合う方を選択すると良いでしょう。

人によっては、家庭用脱毛器で、自分の手が届く範囲を脱毛し、それ以外の部分を脱毛サロンや医療脱毛クリニックで行うという二刀流を選ぶお客様もいらっしゃいます。

家庭用脱毛器を選ぶ際の注意点

家庭用脱毛器の選ぶ際のポイントは「長年継続して使用できる商品かどうか」を、念頭に置いて選ぶことです。痛みが強いとその恐怖で長期間使用を継続できなくなりますし、効果を感じられないと心が折れてしまい長期間使用を継続できなくなります。よって痛みの少なさと、効果実感は重要なポイントになります。

家庭用脱毛器のパワーが強いと、炎症・毛嚢炎(もうのうえん)・赤みなどが出る恐れがあるため、そういった肌トラブルを防止するためにも冷却クーリング機能を有している物が良いでしょう。一度炎症・毛嚢炎・赤みなどの肌トラブルが起こると億劫になり、継続利用する気持ちも失せてしまいます。

また、脱毛可能部位が多ければ多い方が長期間継続するうえで良いと思われます。身体の表面だけしか脱毛できない家庭用脱毛器よりも、うなじや背中、お尻などの背面ケアもしっかりできる家庭用脱毛器の方が、満足度が高く長期利用に向いていると言えます。

さらに美顔器としても使用できるなど、脱毛以外の目的で使用できる商品であれば、より長い間、利用できると思われます。

家庭用脱毛器は「一生の買い物」であり、家庭用脱毛器とは一生の付き合いになるので、値段の安さだけで選ぶのは危険です。値段だけでなく痛み・効果満足度・冷却の有無・脱毛可能部位・脱毛以外の目的で使用できるか否かで、長期的に利用できる家庭用脱毛器を選ぶようにしましょう。

家庭用脱毛器の効果的な使い方は?

脱毛サロンや医療脱毛で脱毛施術をする際、保湿剤をお肌に塗るのが一般的です。保湿をすることで脱毛効果を促進し、照射熱でお肌が傷つくことを防止する狙いがあります。また炎症・毛嚢炎・赤みなどの肌トラブルを防止するため、脱毛施術後にはアイスノンなどの保冷剤で熱冷ましをするのが一般的です。

よって家庭用脱毛器の効果をより高めたい場合も同様に、保湿剤と保冷剤を活用することをお勧めします。保湿をすることで脱毛効果が促進され、炎症・毛嚢炎・赤みなどの肌トラブルを防止できるからです。

医療クリニックでの医療脱毛とどっちがいい?

医療脱毛は高い脱毛効果を得られる反面、激しく強い痛みを伴います。よって痛みに耐性のある方は、医療脱毛がお勧めです。医療レベルの強い照射パワーの脱毛施術ができるので、脱毛サロンや家庭用脱毛器だと18回かかる施術が、5~6回程度で終わります。

一方、痛みに耐性のない方や、脱毛初心者の方には家庭用脱毛器がお勧めです。脱毛に興味はありつつも、脱毛を始めることができなかった人は、脱毛に痛いイメージを持っており、痛い思いをするくらいなのであればムダ毛を生やしたままのほうが良いという想いもあったのではないでしょうか。

そういった想いに向き合ってくれるのが、家庭用脱毛器です。家庭用脱毛器であれば、痛みを伴わない脱毛ができるので、脱毛に恐怖心を抱いている方々にも優しく寄り添ってくれます。

家庭用脱毛器は「コラーゲン脱毛LV」がおすすめ

ここまで、家庭用脱毛器の種類、選ぶ際のポイント、メリット・デメリットについて解説してきました。最後に、家庭用脱毛器の持つ弱点をすべて解消できる新商品を最後に紹介したいと思います。

全国21店舗の美容サロンを展開するLEDラバーが開発した日本初のLED照射式家庭用脱毛器「コラーゲン脱毛LV」がそれです。

15ジュールという強力なパワー設定と、業務用脱毛器に近い波長のフラッシュ光を出力することで、脱毛効果を最大限に高め、脇毛、ヒゲ、陰毛などの太くて濃い性毛にも対応しています。

連射スピードも0.8秒に1回と早く、ストレスが少ないです。どこよりも冷たい雪冷え4℃冷却クーリングを搭載しているので、お冷し要らず(アイスノン不必要)の脱毛ができて、痛みを伴いません。

日本初のLED照射により美肌ケアしながら、結露による水分も吸収できるため保湿効果があり、肌トラブルも抑えられます。

100万発以上照射ができるので何十年も使えますし、数年後に、もしもちょろちょろと毛が生えてきたとしても、その都度、脱毛ケアできます。

極めつけは1人でうなじ・背中・お尻・Oラインをセルフ脱毛できること。本来手の届きにくい背面ケアが一人でセルフ脱毛できるように、照射面を水平型(横打ち)に設計。従来の垂直型(縦型)の家庭用脱毛器では1人でできなかった背面のセルフ脱毛ができやすい仕様になりました。

家庭用脱毛器選びにお困りな際は、ぜひ検討してください!

コラーゲン脱毛LV